朝起きて、なんとなく気分が重い。
好きなものを食べたはずなのに、なんだか満たされない。
そんな日、ありませんか?
私はよくあります。
以前の私は、そんな時に決まって「メンタルの問題かな」なんて思っていたんですけど、
ある日ふと気づいたんです。
もしかして、
気分の波も腸と関係してるんじゃないかって。
調べていくと、腸と心にはすごく深い繋がりがあるらしくて、、、
(腸は第二の脳といいますもんね。)
腸内環境が整っていると、自然と気分も安定してくるらしいんです。
それってつまり──
本当の腸活って、
お腹だけじゃなくて心にもやさしいってこと
1.自分の腸にすでに住んでる“定住菌”
よく「生きて腸まで届く乳酸菌」って聞きますよね。
ヨーグルトや〇クルトなど。。。
でも実は、そういった菌たちって、腸内には“住みつかない”ことの方が多いそうです。
腸に一時的に現れて、さっと通り過ぎるような感じ。
通過菌って言われている。
一方で、私たちの腸には、もうすでに
“ずっと住んでくれている菌たち”がいるんです。
おギャーと生まれてずっと住んでいてくれる菌たち。
それが、定住菌。
この子たちは、私たちが生まれてから今まで、
ずっと腸の中にいて、日々の食べ物や気分に影響されながら、
コツコツ働いてくれているんです。寝ないで(涙)
2.定住菌がつくる、生きる力の素
定住菌は、ただいるだけじゃなくて
腸の中でとても大事なものを作ってくれます。
それが「代謝物質」や「生産物質」って呼ばれるもの。
酪酸やビタミンB群、
免疫のバランスを整えてくれるもの
腸でそれらがしっかり作られていると、
身体はもちろん、気持ちまで軽くなるような感覚があります。
体のどこかが不調だったり、なんとなくモヤモヤするときって、
もしかしたらこの“生産”がうまくいっていないのかもしれません。
腸の中で、元気な菌たちがいれば、
ちゃんと整っていくんですね。
3.腸に住んでる子たちを、ちゃんと育てる
じゃあ、その定住菌たちに元気に働いてもらうには
どうしたらいいのか?
答えはとてもシンプルです。
「ちゃんとごはんをあげること」
彼らが好きなものは、
食物繊維、オリゴ糖、そして発酵食品。
・わかめ、切り干し大根、玄米、オクラ
・ぬか漬け、味噌汁、納豆
こうした“日々のごはん”が、腸の中の菌たちにはごちそうなんです。
しかも、腸の菌たちは正直なので、
ストレスが多い日や、寝不足のときは、
元気がなくなるのも感じます。
だからこそ…
腸活って、
自分の暮らしを大切にすることなんだなって思うんです。
4.腸と心は、静かにつながっている
「なんかうまくいかないな」とか
「気持ちが沈むな」って時に、
心だけじゃなくて、腸の声も聞いてみる。
そんな風に意識してみると、
ふとした瞬間に気づくことがあります。
あ、今ちょっと腸がホッとしてるかも。
毎日続けるのは大変だけど、
朝の味噌汁や、おやつ代わりのバナナひとつでも
腸の世界は少しずつ変わっていきます。
それってまるで、
小さな花に水をあげ続けていたら
ある日ふと蕾が開いたみたいな感覚。
5.まとめ:腸と仲良くなると、暮らしがやさしくなる
腸活って、
無理してサプリを飲むことでも
派手な健康法を試すことでもありません。
大事なのは、
「今いる腸の仲間たちに、
やさしく寄り添うこと」
朝ごはんを見直す。
ちょっと早めに寝てみる。
発酵食品を楽しむ。
そんな何気ない日常が、
気づけば身体と心をゆるやかに整えてくれます。
腸は、あなたの暮らしのコンパス。
今、何を求めてるのか、
どんなリズムが心地いいのか、
そっと教えてくれているのかもしれません。
今日もあなたの腸が、
静かに整ってくれますように。
さはらでした(ΦωΦ)


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